ESDセミナー「自分で作っておいしい子どもクッキング」2日目を開催しました

  • 2017.05.31 Wednesday
  • 08:18
今日はESDセミナー2日目です。
昨日は買い物ゲームや献立ゲームをしたみんな。
今日はいよいよ実践です。

2日目もぜひ参加させてほしいという保護者の方も
いらっしゃったのですが、残念ながら、
公民館の料理室の定員の関係でお断りしました。

料理は初めてということどもたちもいますが、
大丈夫。だれでも初めてはあるものです。
失敗してもいいので、みんなで考えて
がんばって作ってみましょう。

今日は昨日も一緒に参加してくれた
栄養管理士の三崎恵子さんが進めてくださいます。
まずは、栄養のお話をしてくれました。



栄養ってバランスが大切って聞くけど、
バランスが悪いとどうなっちゃうの?
バランスが悪いと体力がつかなかったり、
少ない量しか食べていないくても、
太ってしまうこともあるんだって。



それから好き嫌いの話も聞きました。
「好き嫌いはしてもいい」と三崎さん。
みんな、いつもと言われていることが
違うと思ったかもしれませんが、
三崎さんは話を続けます。
味覚は14歳ぐらいで変わるそうです。
だから、今、嫌いでも食べられるようになったり、
好きになったりするそうです。
だから、三崎さん曰く、
「食わず嫌いはしないでください。
一度は食べてみて、あー今は嫌いだなと思ったら、
なんで嫌いかを覚えておいてください。
そして、また、味覚が変わった時期に食べてみてください」

「人も同じです。パッ見て嫌いだと思わないでください。
接してみてから、ちゃんと考えてください」
食べ物の話と人の話にみんなしっかり聞いていましたよ。



栄養の話から、好き嫌いの話まで、
食べ物の話聞いたあとは、
献立を立ててみます。

料理を講座でするというと何を作るのか
あらかじめ決まっているイメージが
あると思いますが、今日は特別です。
なんせみんなのおうちにある食材を一人1つもってきて、
その食材をもとに、献立を考えます。

1グループの人数が4人程度なので、
持ってきた食材では、栄養のバランスが悪いときは、
予備の食材をもらいに行ってもいいし、
となりのグループと交換してもいいことにしました。
スープの味付けも予備の食材の調味料を使います。

今日は料理が初めての子どももいるので、
欲張らず、
・主食のごはんを鍋で炊く
・主菜・副菜を合わせて、スープを作る
というお題にしました。
1つのメニューでも、バランスを整えることが
できるのは、昨日の佐藤さんからも、三崎さんからも
聞いているので、早速、みんな栄養を考えながら、
なんのスープにするか考えます。

メニューが決まったら、
早速ご飯を炊きます。
お鍋でご飯を炊くのは初めてという人がほとんどです。
お米の洗い方から、丁寧に教えてくれます。



実はこの講座、子どもたちがお腹が空いたときに、
冷蔵庫のあるものを使って、料理ができるようになったら、
いいなと思って組み立てられています。
だから、今日もリーダーが各グループに入っていますが、
リーダーはほとんど手伝いません。
危なそうなときだけ、声をかけますが、
あとは、促すだけ、自分たちで気づいたり、
考えたりする経験をしてもらいたいと思っています。



初めて包丁を握る子どもも
三崎さんから教えてもらった包丁の使い方を
思い出し、しっかり切っていきます。

子どもたちはおうちの人をよく見ているのか、
食材は話し合いながら決まったのですが、
料理方法となると、
「油を入れるのかな」
「食材は何から炒めるのかな」
「先に水を入れたほうがいいかな」
悩みながら、進みます。
リーダーたちは聞かれたら、
すぐには答えず、どう思う?
そう思うんだったら、やってみたらどう?
と進めていきます。
失敗してもいいです。自分たちで考えた経験が
学びになると思って、サポートします。



さぁ、いろんなところから、いい匂いがしてきましたよ〜
昨日、買い物ゲームでつかった漬物も一緒に食べることにしました。

 

どのグループも時間内に終了。
自分たちの作ったごはんをおいしそうに食べます。
他のグループのスープをみると、
スープといっても、本当にさまざま、
トマト味、中華スープ、味噌汁、カレースープ
みんなそれぞれ工夫しています。
どのグループも違う味で、
それぞれとってもよくできています。



他のグループのスープも味見させてもらいました。
味噌汁にツナを入れるという
初めての試みをしたグループもいましたが、
食べてみるとなかなかいけます。
柔軟な発想でできた新しいレシピです。
あっ言っておきますが、この写真のスープ、
リーダーたちはほとんど手を出していませんからね。
子どもたちは初めてのことに多少時間はかかりますが、
見守っていれば、しっかりできるんですよ。

最後に忘れないように
みんなで自分が作ったレシピを書きました。

 

1年生の子も上手に料理できましたよ。


お母さんと同じぐらいおいしくできた子もいたみたいです。


食べてみて思った味ではなかったので、
次はチーズを入れるぞと今後の工夫を書いてくれた子もいました。


今は簡単に安く食べ物が手に入ります。
でも、食べ物はただお腹を満たすだけでなく、
自分たちの体や心を作る大切なもの。
そして、それは、自分たちの未来を作るもの。

「食」に関する様々な社会問題があふれる
現代だからこそ、子どもたちに楽しく、
そして実践的に食べ物を選んでもらえる場が持ちたくて、
今回のセミナーを企画しました。

このセミナーを受けた子どもたちが、
大人になってからでも構わないので、
自分の体や未来、そして社会と結び付けて
食べ物を選べる人になってほしいと思っています。

参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。



そして、今回、どんな献立がでるか当日にならないと
わからない中、子どもたちをサポートし、
学びの場をつくってくださった
講師の三崎さん、とよなかESDネットワークの皆さん、
リーダーの皆さん、ありがとうございました。
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