世界・自然・豊中を学ぼう!ぴったんこ隊2016後期★第5回「ぴったんこ隊楽校」を実施しました

  • 2017.04.26 Wednesday
  • 18:01
3月12日(日)2016年度後期最後のぴったんこ隊を実施しました。
今日はぴったんこ隊員自身が作るぴったんこ隊です。
プログラムは、子どもたちがぴったんこ隊で、
知ったこと、感じたことを先生になって、大人たちに伝えること。
ぴったんこ隊楽校なので、形は何でもOK。ただし、みんなで考え、
話合って、みんなで決めて、役割をみんなで決めてすることが条件です。

まずは、1〜4回でどんなことをしたかな、どんなことが印象に残っている?
写真で振り返っていきます。休んだ子は参加した子から、どんなことを
したか聞いてね。

子どもにとって、5か月前は遠い昔。でも、写真を見ながら、
段々と思いだしてきました。
大学生リーダーも全部に参加している訳ではないので、
「どんなことしたの?」と子どもたちに教えてもらいます。



さぁ、じっくり思い出した後は、何をどのように伝えるか話合いです。
前回のぴったんこ隊でも話し合ったけど、
1ヵ月経つと気が変わっている班、1ヵ月前の話合いをもとに
家から人形を作って来た子もいます。

  

写真や人形、地図など、1〜4回までに使った色々な教材は自由に使ってよし。
文具や画用紙、段ボールも自由に使ってよし。
どうなるか本当にわからない今日のプログラム。
リーダーはあくまでサポート、子どもたちが始めないと
なにも始まりません。リーダーたちの子どもたちの気持ちを引き出す
声掛けもあって、段々と子どもたちの想像力と創造性に火がついてきました。

 

子ども達は細かいところまで手を抜きません。
写真や地図をそのまま使ってもいいのに、
そんなことはせず、自分たちでオリジナルの
ものをつくっていきます。
色にこだわったり、木に虫をつけたり、一生懸命です。
リーダーもスタッフも時間に間に合うかひやひやしながら、
でも、子ども達の学びの深さに驚きっぱなしです。



さあ、みんないよいよ時間がなくなってきたよ。
シナリオどうするの?ナレーションは誰?
恥ずかしいと言い出す班もありますが、
あくまで主役はぴったんこ隊の子どもたち。
「声に出すのが恥ずかしかったら、大きな字で書いてみたら?」
「絵で伝えたら?」
子ども達の主体性を促す声掛けを頑張る大学生リーダーたち。

今日のぴったんこ隊楽校はなんと保護者の人たちです。
楽校が始める時間が近づいてきました。
生徒たちが登校してきましたよ。
子どもたちに緊張が走ります。
それぞれ、別のお部屋で最終チェックです。

「さぁいよいよぴったんこ隊楽校の開校です。
先生方であるぴったんこ隊。
そして、生徒であるおうちの皆さん。
この5ヶ月ぴったんこ隊で知ったこと、
感じたことを隊員が生徒たちに伝えます。
わからないことは質問してもらってOKです。」

最初の班は、後期のテーマである「森」をテーマに
間伐についての授業を人形劇で表現します。
誰もナレーションをしたくないと言っていたのに、
ちゃんと役割を決めてしかも1番に発表です。

 

保護者の人もほほえましく見ていたその時、
「どうして間伐をするのでしょうか。」
突如、先生から生徒たちに質問が飛び出しました。

保護者気分で見ていた生徒たちは、
すぐには誰も反応できません。

ぴったんこ隊員の先生が、質問の答えを説明してくれます。
「木が生えすぎると、日の光が当たらなくなって、
森の元気がなくなってしまうから、このように木を切って、
日あたりをよくします。これを間伐と言います」

先生になることが初めてのぴったんこ隊員ですが、
しっかりと教案を作ってきています。
しかも、リーダーたちが考えたのではなく、
子どもたちが自分たちで学んだことを
文章にしています。

次の班も人形劇で森の話をします。
森の動物たちと人間の子どもが
それぞれ質問を出し合います。

森の話は森の動物たちが答えてくれます。
生活の話は人間の子どもが答えます。
シナリオもかなり凝って作られています。
パーム油の話など、世界の森が
減っている現状も人形劇で伝えてくれました。
くまさんは、どんどん森がなくなっているので、
「くまった、くまった、くまったなぁ〜♪」
難しい内容の中にも、ちょっとした面白さを入れていました。

 

次の班は人形劇でも、場面転換が入る人形劇です。
図書室に行った子どもが、本に吸い込まれて、
森や世界を旅する話です。
世界の森がどうなっているのか、
戦争と森のつながりなどもきちんと
お話してくれました。

  

最後の班は立体的な木を作って、
間伐の様子を見せてくれました。
この班は言葉よりも絵で伝えています。
木はいすや机などの家具や、お箸などの生活用品、
家や囲炉裏の薪にも使われています。
みんなで木が使われているものを
色々さがしましたね。

  


発表という形だけが授業ではありません。
本当は子どもたちが作った絵やシナリオも
じっくり見てもらいたかったです。
1つ1つにぴったんこ隊の子たちの学びが
表現されていました。

隊員によっては、作った教材を
お家に持って帰って、何度も授業をしているらしいです。



最後のパスポートの記入です。
このぴったんこ隊で感じたことが、
みんなの中に小さくでも残って、
いつか色んな形で芽を出してもらえたら
うれしいです。

ぴったんこ隊は今回の期で終了することになりました。
協力してくれたGECS環境班の学生のみなさん、
参加してくれたみなさん。本当にありがとうございました。

持続可能な社会は築いていく仲間として、
いつかどこかでまた会えたらと思います。

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